【世田谷区】産後ケア施設の申し込みから利用できるまで。
至誠会第二病院の産後ケア宿泊、6泊7日行ってきました。
今回は申し込みから利用できるまでについて書いていきます。
至誠会第二病院産後ケアの内容についてはこちらを見てください!
産後ケアは、申し込みをしたらすぐに利用できるものだと思っていました。実際は、抽選に当たらないと利用できないので当たるまで申し込みし続け、申し込みをしてから10日でようやく当たりました。すぐに利用したかった私にとってはとても長いと感じました。出産後早めに申し込みすることをオススメしますが、希望日の2週間前からの申し込みとなるので注意です。当たるまでは時間がかかると思って申し込みをするといいかと思います。私は6泊7日宿泊しましたが、実際に宿泊してみて最低でも2泊3日は宿泊した方が良いと思いました。詳しく書いていますので是非最後まで読んでいただけたら嬉しいです!

産後ケアの種類と対象

産後ケアは①宿泊のショートステイ、②日帰りのデイケア、③訪問のアウトリーチの3つがあります。
①宿泊のシュートステイは、産後4ヶ月までのお母さんと赤ちゃんが対象で、最大7日間宿泊できます。
②日帰りのデイケア(こちらも産後4ヶ月までのお母さんと赤ちゃんが対象)と③訪問のアウトリーチ(こちらは産後1年未満のお母さんと赤ちゃんが対象)は、宿泊とは別に、デイケアとアウトリーチ合わせて7回まで利用可能です。
世田谷区では、
区立産後ケアセンター:①ショートステイ②デイケア③アウトリーチ利用可能
ママズルーム(いなみ小児科):②デイケアのみ
至誠会第二病院:①ショートステイのみ
こちらの3か所で利用可能です。詳しくは世田谷区のホームページをご確認ください。
私は、産後1か月24日~30日目に、至誠会第二病院の産後ケア宿泊6泊7日使用しました。
※区立産後ケアセンター(桜新町)は修繕工事のため2024年9月19日から代替施設の喜多見に一時移転していましたが、2025年3月6日より桜新町での運営を再開する予定とのことです。桜新町の産後ケアセンターは個室ですが、移転先の喜多見は2人部屋だったので、今回は至誠会第二病院を申し込むことにしました。
利用登録

産後ケアを利用するためには事前に利用登録が必要でした。妊娠8ヶ月以降から登録できるそうで、子ども家庭支援センターの窓口で登録申請を行います。
私は産後に利用登録を行い、そのまま利用申し込みの手続きまで行いました。
申請用紙には、住所氏名、家族構成、育児の協力者の有無や、産後ケアを利用したい理由について記載する欄がありました。私の場合は、「協力者は育休中の夫、お互いの両親の家は自宅から遠くはないが、どちらも仕事をしているので手伝いに来るのは難しい」こと、利用理由は、「夫と二人で交代で見ているが、子どもが1時間~2時間ごとに泣くので夫婦二人ともほとんど身体が休まらず、自分の食事も十分にとれないほど限界に達しているため利用したい」と記載しました。
利用申し込みの流れ
利用登録は妊娠中にできますが、利用申し込みは出産後からだそうです。
利用登録用紙を提出しその同じ窓口で利用申し込みを行いました。申し込みの流れは、午前10時までの利用申し込みを抽選にかけ、抽選結果の電話連絡が同日午後に来るという流れでした。区役所に行ったのは昼過ぎだったので、私の申し込み分は次の日の抽選にかけられました。第2希望まで申し込み可能でした。
私の場合、
2024年8月
27日に区役所で利用登録後申し込み
28日午後、電話で抽選外れたことを伝えられました。同じ電話で第2希望まで申し込み
29日午後、電話で抽選外れ。第2希望まで申し込み
その後も同様に繰り返し・・・(土日はありませんでした)
9月6日抽選当たりました!と連絡が入りました。
申し込みをしてから10日かかりました。産後ケアは人気なのでほぼキャンセル待ちの状態ですねとスタッフからも言われました。
希望の出し方

宿泊は最大7日間です。2泊3日と3泊4日や、1泊2日と1泊2日と2泊3日のように分けて別日にとることも可能です。ただ、2泊3日と2泊3日だと1日捨てることになるので要注意です。(区役所でスタッフから説明ありました。)
宿泊希望日の2週間前から申し込み可能です。日にちは第2希望までで、最大6泊7日で申し込むけどキャンセルが出た場合、4泊5日以下も可能という内容で申し込みをしました。これはスタッフの方がこういう申し込みもできますよと言ってくれました。5泊6日がないのは、残りの1日を捨てることになるからです。
私の場合、申込日(8月27日)から9日後の①9月5日~の6泊7日(4泊5日以下も可)②9月10日~の6泊7日(4泊5日以下も可)と最初は申し込みをしていましたが、ほぼキャンセル待ちとのことで当たりませんでした。このまま申し込みを続けても当たりそうにないと思ったので、宿泊希望日の2週間前から申し込み可能ということで、9月5日に、ちょうど2週間後の9月19日~6泊7日(4泊5日以下も可)を申し込みしたところ9月6日の抽選結果で9月19日~6泊7日で当たりました、と連絡が来ました。
平等に区で抽選をおこなっているので、こうやったら当たりやすいということはないと思いますが、一応私の経験を共有します。
日にちを分けてこの抽選をまた行うのは私自身めんどくさく、今回は6泊7日で申し込みをしましたが、実際に宿泊してみた結果、最低でも2泊3日は宿泊した方が良いと思いました。初日は慣れない環境と寝具でほとんど眠れず、2日目で気絶するように寝て3日目で心も体もすっきりした状態になりました。4日目以降は授乳の練習をするほど余裕が出てきていたので、2泊3日がちょうどよいかと思いました。
利用日前日

病院先から電話が来て、当日の集合時間、場所、持ち物の確認をしてくださいました。他にも、授乳や排泄状況、母乳の状態や子どもの状態なども確認してくれました。
まとめ
利用したいと思ってもすぐに利用できないため、早めに動くといいと思います。ですが産後は体力回復と育児で時間が取れないかと思うので、利用登録は妊娠8ヶ月以降に事前に済ませておいて、出産後電話で申し込みをするのがいいと思います。(もしくは出生届を提出するタイミング)一番しんどかった産後1か月のおわりに産後ケアを利用できて本当に良かったと思っています。普段つけている日記を見返すと、産後ケアの抽選を待っていた時期は、「ねむい」「1日中泣いてた」「体力ついてきて力強い泣き声」「声が大きい」「体がしんどい」の内容が殴り書きで書かれていてほんとにこの時しんどかったんだなーと思います(笑)
今回のブログが、産後ケアを利用したいと思っている方の参考になれば嬉しいです!

至誠会第二病院の産後ケア宿泊がとても良かった!
お久しぶりです。
7月に第1子を出産いたしました。
毎日赤ちゃんの対応をして必死に生きていたらあっという間に4か月が経過していました。
産後ケア施設に6泊7日で宿泊したので今回は感想を書いていきます。
結論:とても良かったです!!!!!

病院ということで最初は少し躊躇いがあったのですが、病院であることは気にならず、しっかりと休むことができてとてもよかったです!!病院なので、母子ともに健康状態でなにか気になることがあれば受診できるそうなのでその点もいいところだなと思いました。
私は、個室だったところ、おやつが15:00、20:00と2回あったところ、どの助産師さんも基本的に「赤ちゃんは預かるからお母さんはとにかく休んで!」といったかかわりをしてくださったところがとても良かった点でした。子どもと会ってなさ過ぎて逆にさびしいくらいでした(笑)そのおかげで、しっかり寝てしっかり食事を取れたので、心も体も休まり赤ちゃんとまたしっかりかかわることができました。
産後ケア施設の申し込みから利用まで、についてこちらに詳しく書いていますので気になる方はぜひご覧ください!
産後ケアを利用した理由

とにかく眠いから寝たい!美味しいご飯をゆっくり食べたい!リフレッシュしたい!という理由で利用しました。私の授乳方法は、毎回搾乳し母乳を哺乳瓶に入れて授乳しているのですが、この頃は、授乳中子どもが力尽きてしまい1回の飲む量がとても少ないため、すぐにお腹が空いて30分~1時間おき、夜間も1時間半~2時間で泣いて授乳していました。夫と二人で交代でみていたのですが、身体が全然休まらず二人ともかなりしんどくなっていたので利用しました。また、授乳の仕方はこれで合っているのかわからなかったので、助産師さんにも相談したかったからです。
6泊7日にした理由
リフレッシュ期間が1週間もとれるなんてこれからあまりないと思ったので最大の6泊7日にしました。対象は産後4ヶ月までのお母さんと赤ちゃんで、最大7日宿泊できます。2泊3日と3泊4日や、1泊2日と1泊2日と2泊3日のように分けて別日にとることも可能です。ただ、2泊3日と2泊3日だと1日捨てることになるので要注意です。(区役所でスタッフから説明ありました。)
宿泊希望日の2週間前から申し込み可能なのですが、日にちを分けて取りたい場合、再度申し込みをして当たるのを待たないといけません。申し込んでから抽選で当たるまで、キャンセル待ちのような形なので、とても時間がかかりました。申し込みするなら宿泊の7日全部使い切りたかったので6泊7日連泊で申し込みをしました。申し込みから抽選までについてはこちらに詳しく書いています!
実際宿泊してみて、初日の夜は、慣れない環境・慣れない寝具でほとんど眠れませんでした。次の日は今までの睡眠不足と昨夜の寝不足で気絶するように寝ました。1泊2日だとほとんど休まらなかったと思います。3泊目で疲れがだいぶ取れ、4泊目以降は身体を休めつつ、授乳の練習を行いました。初日と最終日はバタバタするので、最低でも2泊3日は宿泊した方が良いと思いました。
感想
設備環境
①部屋

個室だったので部屋でのびのび過ごすことができました。搾乳があったので、自分の寝るタイミングで電気を消すことができたのはよかったです。(桜新町産後ケアセンターも個室だそうですが現在修繕工事中です。2025年3月ごろまでは代替施設として喜多見の産後ケアセンターに移設するそうです。この喜多見産後ケアセンターは2人部屋とのことでした。)ほかの部屋に産科の患者さんも入院していましたが、交流はほとんどなかったです。壁が薄いので廊下の足音や赤ちゃんの泣き声、隣の部屋のナースコールのブザー音やカーテンの開閉音、ドライヤー音が聞こえました。私は聞こえてても十分休めました。
個室内にトイレはなく、廊下に共用のトイレがありました。洗面台と鏡は室内にあります。
室内は来た時の運動靴を履いて過ごしていました。気になる方はスリッパやクロックス持参でもいいと思います。私は荷物をとにかく減らしたかったので履いてきた靴で過ごしました。病院のホームページにある持ち物リストにも、室内履き外履き兼用可となってました。
②シャワー

フロア内に共用のシャワーがありました。お風呂セット(シャンプー・コンディショナー・ボディーソープ→Dove、ドライヤー→Panasonic)を一つのカゴに入れて入居中ずっと貸してくれます。ドライヤーは強めの風速で満足でした。シャワーは日中で、朝から夕方まで30分ごとに区切られていて、朝自分で枠を取ります。(確か9:00~16:00だったかと思います。)シャワー室の前にホワイトボードがあるのでそこに部屋番号を記載して予約します。着替えは毎日袋に入れて交換してくれます。ワンピース型の入院着、バスタオル1枚、フェイスタオル2枚、足ふきタオル1枚が1セットです。シャワー後に久しぶりに顔パックをしました。こんなにゆったりした時間は産後なかったので、持っていってよかったです。
③洗濯

洗濯機、乾燥機使用できました。古いタイプで100円玉が必要、洗濯が終わったら乾燥機に移し替えるタイプです。一週間の宿泊で2回使用しました。洗濯ネットを持っていきました。売店にNANOXの個包装の洗剤が売っていたのでそれを使用しました。赤ちゃん用の洗剤は売っていなかったので気になる方は持っていくといいかもです。
④テレビ、冷蔵庫
テレビ、冷蔵庫は追加料金はなく使用できます。テレビは、壁が薄いので小さい音で見るかイヤホンで見るかになります。片耳イヤホンも準備してくれました。
⑤カフェインレス紅茶
カフェインレス紅茶のティーバッグ6袋部屋にありました。ケトルもあり、毎日浄水を入れてくれます。15時のおやつの時にティーカップを準備してくれるので飲んでいました。
⑥消毒

搾乳機は普段使い慣れているものを持参していきました。哺乳瓶は貸してくれます。授乳後の哺乳瓶は特に洗ったりせずそのまま助産師さんに渡していました。(洗ってくれました。)持参した搾乳機は自室で洗浄、消毒をするような感じでした。哺乳瓶用洗剤とスポンジ、消毒液を貸してくれて、消毒液は毎日交換してくれます。搾乳した母乳は、搾乳用の瓶(母乳実感150mⅬの瓶)を何本か部屋に置いてくれたので自分のタイミングで搾乳出来たら、ナースコールを押すか自分でステーションまで持っていきました。
⑦自動販売機
フロアのデイルームに自動販売機がありましたが、ノンカフェインの麦茶は毎日売り切れでした。水を購入するか、食事についている麦茶をおかわりしていました。
⑧売店
平日、土曜日は売店が開いています。平日は外来患者さんが多くいるところを通って奥の売店に行くため、入院着で歩くのは少し気になるかもしれません。カーディガンを羽織ったり、スパッツを履いたりされてる方がいました。私は初日に売店に行ったきりで宿泊中は特に売店にはいかなかったです。
⑨面会
14時から18時までの間に30分間可能でした。
赤ちゃん関連
①入院着

入院着は短肌着と長肌着を貸してくれました。5kg以上の赤ちゃんは服持参とのことで、私の子どもはちょうど5kg超えるぐらいの重さだったので一応ロンパースを3着持っていきました。実際は、初めは入院着を着ていたのですがジタバタ動くことが多くはだけてしまったので、後半は持参したロンパースを着ていました。うんちで汚れて着替えがない時は入院着を貸してくれました。
②オムツ

区からオムツ1日10枚、お尻拭き1袋の支給がありました。おむつはパンパースです。普段はmoonyを使用しているのでパンパースも試せてよかったです。パンパースはどんな体型の子でもフィットするように腰部分と太もものギャザーが伸びるようになっています。私の子どもは小柄なためかしっかり閉じても腰やギャザーに隙間ができ、うんちの背中漏れや太もも漏れが頻繁でパンパースは合わないなと思いました。部屋にオムツ用ゴミ箱があり、コットについている袋に入れて捨てられます。
③コット

新生児以来のコットで成長をすごく感じました。手足を動かすのでバコバコ、コットにぶつかっていました(笑)寝返りできる子など必要時はベビーベッドも貸してくれるそうです。コットの下には支給のオムツとお尻拭き、持参した保湿剤、横にはオムツを入れるゴミ袋、バインダーがぶら下がっていて授乳と排泄記録用紙がありました。これは帰るときに持ち帰らせてくれました。
自宅で絶壁防止枕を使用していたので持参しました。
④沐浴

毎朝7時ごろ、助産師さんがお風呂に入れてくれます。普段使っている保湿剤は初日に助産師さんに預けました。
助産師さん

宿泊初日に、母の状態、子どもの状態、授乳状況、排泄回数など細かく聞いてくれて、相談したいことや宿泊中はなにをしたいか聞いてくれました。私は遠慮しがちな性格なのですが、ちょうどいい距離感でかかわってくださいました。私の意見も尊重しつつ提案してくださることが多かったのでこちらもとても相談しやすかったです。子どもが泣くと毎回部屋まで来てくれて「預かろうか?」と声をかけてくれて、私が授乳するか、助産師さんの方で授乳していいか聞いてくれます。寝たいときはお願いしていました。初日は、病院についてすぐ子どもを預けたきりそのまま寝たので、翌朝寂しすぎて早く会いたくなりました。授乳で連れてきてくれた時はほんとに可愛すぎました(笑)久々に(半日ぶり)会う子どもは可愛すぎて幸せホルモン爆発しました。最初の打ち合わせで、とにかく寝たいことを伝えていたので、宿泊中はほとんど預けていました。子どもが泣いたら助産師さんが連れてきてくれて授乳したいか確認、寂しかったら自分で授乳して、思う存分子どもと戯れて、自分のご飯が来たら預ける感じでした。夜間も預けていて、搾乳した母乳か搾乳分がなかったらミルクをあげてくださいとお願いしていました。
その都度授乳、母乳ケアについて相談していて、的確なアドバイスや知識を教えてくれました。授乳の姿勢についても、「他にこういうやり方もあるよやってみる?」といろんな方法を教えてくれて宿泊中に試せたのはほんとによかったです。授乳方法の選択肢が増えたので、今でも家で子どもの状態に合わせて次はこれでやってみようとできるので知ることができてよかったです。
おっぱいマッサージも実施してもらい、乳頭の柔らかさの確認、詰まっているところの開通、古い母乳を出してくれました。乳腺炎にならないようにおっぱいのケアはとても丁寧にやる必要があることがわかりました。
最終日は1階の出口まで荷物を持ってくれ、お見送りしてくれました。相談しやすく優しかった助産師さん、子どももたくさんかわいがってくれて、さよならするのはとても寂しかったです。
食事

朝8:00、昼12:00、おやつ15:00、夕18:00、おやつ20:00です。食事は和食、洋食、中華、バランスよく出てきました。米は200g、主菜1品、副菜2品、汁物、フルーツとボリュームありましたが、授乳しているのでパクパク食べられてとてもおいしかったです。お米はやや多く、おかずと一緒に食べていると最後少しあまりますが、売店で「ごはんですよ」を買っていたのでちょうどよかったです。配膳は助産師さんが部屋まで持ってきてくれます。下膳は廊下のワゴンに自分で持っていきました。
退所時間が19:00なので、最終日は夜ご飯を食べて帰宅となります。帰った後にご飯を作る余裕はなかったと思うので、夜ご飯を食べられたのはとても助かりました。
料金
妊娠時にもらえる「子育て利用券」と産後ケア利用時に申請書を書いたらもらえる「世田谷区産後ケア事業クーポン券」を併用して、6泊7日31500円が9000円になりました。とてもお得で大大大満足でした。
アクセス
仙川駅、成城学園前からそれぞれ病院専用送迎バスが出ています。8時から16時で、無料です。乗車時間は約8分です。行きはこちらのバスを使用できますが、帰りは退所時間が19時なのでタクシーで帰るか、駅までは小田急バスで帰ることになります。病院から「若葉町二丁目」 のバス停まで徒歩約3分、成城学園前駅西口行き、約13分です。
まとめ
一番しんどかった1か月が終わる頃に使用しました。自分の体調も万全ではない中、食事を作る元気もスーパーやコンビニのお惣菜を買いに行く元気もありませんでした。でも授乳しているのでめちゃめちゃお腹はすく・・・そして寝不足・・・かなりしんどかったです。気絶するように目を閉じちょうどウトウトしたころに、赤ちゃんが泣きはじめて起こされるような感じでした。赤ちゃんは毎日可愛いのに可愛さがだんだんマヒしていって怖かったです。
産後ケアで預かってもらって半日でも離れる時間があると、心に余裕ができて次に赤ちゃんに会ったときめちゃめちゃ可愛いと思うことにびっくりしました。少しでも赤ちゃんと離れる時間を作って、食べて寝て回復することはとても大事なことだと思いました。まだ利用していない方はぜひ利用してみてください!

産婦人科受診、看護師の対応で嬉しかったこと!
私は現在第1子妊娠中です。妊婦検診は総合病院で診てもらっています。
↓ 私についてはこちらの投稿をご覧ください。
外来中の看護師さんの様子を見ていて、あーこの対応嬉しいなーと思ったことがいくつかありました。

①患者の立場になって考えてくれて声掛けしてくれる!つまり患者側の気持ちを想像できている!
内診時の対応をしてくれる看護師さんでした。院内のルールについて細かく説明してくれて、例えば、壁に「ショーツのみ脱ぎ、靴は履いたまま内診台に座ってください。」と張り紙はしてあり見ればわかることなのですが、「スリッパは貸出しておらず、床はとても不潔なので」と理由をつけて説明してくれて納得しました。その病院で初めての内診だったのですが、戸惑うことなくスムーズに終えることができました。
また、内診台に座ってから医師が来るまで待つことが多いのですが、何回か様子を見に来てくれて体調を気にかけてくれる言葉がけや、医師がもう少しで到着するなど状況を報告しに来てくれました。
腹部エコーの対応をしてくれる看護師さんは、夫が付き添いに来ていたのをチラッと見ただけですが、看護師さんの方から「付き添いの方も入れますよ。」と声をかけてくれました。
NST検査の際、約30~40分ほど横になって検査をしているのですが、「なにか手元に置いといてほしいものはないですか?」と声をかけてくれてスマホを近くに置いてくれました。
これらのことは、当たり前な対応なのかもしれません。しかし、患者側になってその対応をしてもらうと、「なんでだろうと思っていたことが解決した」「今そのことについて聞こうとした!」と、こちらの考えに気づいてくれているのが本当に嬉しい気持ちになりましたし、とても安心できました。患者さんが何を求めているのか気づく力と想像する力が必要だと感じました。
②ベテランの助産師さん、知識豊富であり理由をつけて説明してくれる!
なにか不安なことはないか助産師さんが聞いてくれた際に、妊娠初期(13~15週ごろ)、子宮の右側だけがどんどん大きくなっていったのが少し気になったので聞いてみたところ「大丈夫ですよ!」だけの返答で、もう少し、何が大丈夫なのか聞きたかったなーと思ったことがありました。助産師さんの中でも経験の多さに差があることだとは思いますが、助産師外来で対応してくださった助産師さんは、解剖の構造からなぜこういうことが起こるのか、など簡潔にわかりやすく説明してくれたことがあり、とても安心し納得できました。
私の看護観が、「自分がしてもらったら嬉しいだろうなと思うことを相手にも行う」ということを大切にしてきていたので、同じような対応をされて嬉しかったのだと思います。自分が今まで意識していた行動を実際にしてもらう側になったときにやはり嬉しい気持ちになり、自分の看護は間違ってなかったなーと再確認できたような気がします。今後復職した際にも意識して対応できたらと思います!
出産予定日も近づき、入院することになりますが、初めての入院でもあり緊張しています。看護の勉強にもなると思って、半分楽しみな気持ちもあります。人生の中でそうあることない出産という経験を楽しめたらと思っています!!
不妊治療~時間だけが過ぎていったタイミング療法②~
今回はこちらの続きです。
長かった2ヶ月を待ち、その後来た生理5日目以内に受診しました。ようやくタイミング療法の開始です!!
私の場合のスケジュールは、生理5日目から5日間卵胞を育てるクロミッドを内服、排卵予定日の2,3日前から卵胞を確認し排卵誘発剤の筋肉注射を実施し卵胞を確認し排卵日を予測していく計画でした。
クロミッド内服
クロミッドは水や唾液に触れると溶けやすくかなりの苦みを感じました。口に水を含んでから上を向き、喉の奥に薬が落ちるようにして舌に薬が触れないように内服していました。
排卵誘発剤の筋肉注射
看護師さんに打ってもらいます。卵胞の大きさによっては連日筋肉注射をすることがあるため、左右の腕(肩から二の腕のあたり)交互に打ってもらっていました。場所によってですがすごい痛い時と、そうでもない時の差があり、何度か打っていると体が慣れてくるのか、打ってもらうたびに痛みは軽減していきました。
排卵に近づいてくると左右どちらかの下腹部がチクチクし排卵痛がありました。
受診の頻度
生理周期内で4~5回は通うような感じでした。
①生理5日目以内に受診
正常に生理が来ているか超音波で子宮内膜を確認します。必要時採血してホルモン値も確認します。この時に生理5日目から内服するクロミッド5日分をもらいます。自宅で生理5日目から毎日夕食後に1錠クロミッドを内服しました。(生理周期10日目まで内服)
②生理周期12日目に受診(以降排卵日まで2~4回受診)
排卵日は一般的に生理周期14日目周辺で起こることが多いので、その少し前に受診して卵胞の大きさを確認します。ここで卵胞の大きさをみて、医師がおおよその排卵日を予測します。排卵の状況によっては注射をせず自然で様子見る場合もあれば、筋肉注射をして数日後に受診する場合がありました。2~4回連日、または1~2日おきに受診して筋肉注射をして卵胞の大きさを確認していました。
私は多嚢胞性卵巣症候群傾向でもあったため、なかなか排卵の状態までいかず、何度も受診して筋肉注射をして、それでも排卵しないことがありました。2週間遅れの排卵、もしくは排卵しなかったかのどちらかでした。2週間の間、1~2日おきに受診して卵胞をみてもらっていました。
「明日来れますか?」とか「明後日はどうでしょう。」など医師に言われ、突然受診日が決まるので、仕事もあるしとても困りました。「その日は仕事で行けないです。」って言うたびに不妊治療に本気じゃないのかな、もっと本気で取り組んでる人は仕事を休んで受診するのかなとか考えてしまってつらかったです。仕事も簡単に休めるわけではなかったし、この時は不妊治療のことは職場の人に話していませんでした。このことについては不妊治療をしている方皆さんが悩まれていることではないかと思っています。もう少し仕事と両立できる仕組みを作ってほしいなと思います。
筋肉注射をして排卵日に近づいた日に医師から、タイミングの日にちを指定されました。
③生理が来ればまた生理5日目以内の受診、生理が来なければ生理予定日から1週間後に受診
また①に戻ります。
このような流れでタイミング療法は進んでいきました。
1回目のタイミング療法
ワクワクして治療に臨んでいたのですが、排卵誘発剤の筋肉注射を打ち、医師からタイミングの日にちを指定してもらった翌日、夫がコロナに感染しました。もうこれはしょうがない!全力で体力回復してもらいました。
排卵予測日から約2週間、生理が来るのを待つ・・・。
なかなかこない。
生理予定日から1か月経つも生理が来ない。
結局1か月半経ってようやく生理が来ました。
多嚢胞卵巣によって排卵が遅れていたもしくは排卵していなかったようです。
この時点で不妊治療クリニックに初めて受診してから約5か月が経過していました。
まだなにもしていないじゃないか!!
風疹ワクチンで2ヶ月避妊、コロナでタイミング取れず、その後1か月半の生理遅れ・・・。
排卵って1年に12回しかない、私の場合は排卵が遅れたり排卵しない周期もあって、それよりももっと少ない回数しかないんだと思うと1回を大切にしたいしタイミングも逃したくない!って思ってしまいます。でも排卵って目では見えないし体の感覚で分かるわけでもないので本当に奇跡というか運というか、もっと心豊かに望んでもよかったかなとも思います。でもなかなかそうはいかなくて焦ってしまうんですよねー。
2回目のタイミング療法(実質1回目)
1か月半遅れの生理の周期、タイミング療法2回目(実質1回目)開始。タイミングは合っていたのですが、実りませんでした。まだ1回目だしとも思いますが、正直ショックは大きかったです。この頃から夫とも、3回ずつステップアップしていこう、もし3回目は仕事の都合が合えば人工授精もありだねという話になりました。
3回目のタイミング療法(実質2回目)
今度は排卵周辺で私がコロナになりました。またまた、生理を待つだけの時間・・・。この時点で約8ヶ月経過していました。その期間でタイミング療法ができたのは1周期だけでした。他はひたすら待っている時間でした。

4回目のタイミング療法(実質3回目)
さすがに待ちくたびれて、気持ちも焦ってきていたので今周期から人工授精へステップアップ、と思っていたのですが、仕事との都合が合わずタイミング療法4回目(実質3回目)となりました。しかしこの周期は受診の頻度でもお伝えしたように、2週間遅れの排卵、もしくは排卵しなかった周期でした。なかなか排卵予測日が立てられず、排卵したのかしてないのかよくわからない画像所見だったそうです。なんだかモヤモヤして終わりました。約9ヶ月経過しており、次周期から人工授精へステップアップしました。
クリニックに受診し始めて約9ヶ月、結果的にしっかりとタイミング療法が実施できたのは1周期だけでした。お互いコロナになったり、排卵が遅れたり・・・。身体は正確ではなく、早まったり遅れたりするのは仕方のないことだけれども、待っている時間が長すぎて本当に待ちくたびれてました。焦ったりしてたのもよくなかったかなとも思います。この時はタイミング療法でもダメなんだと落ち込んでいたけれど、記事を書いていて、1周期しかちゃんと治療できてなかったじゃんと思います。そこまで落ち込まなくてもいいんだよと過去の自分に伝えたいです。
不妊治療~時間だけが過ぎていったタイミング療法①~
不妊治療の前回の記事でお伝えしたスクリーニング検査。
スクリーニング検査内容についてはこちらをご覧ください。
結果としては、
1.血液検査 → 風疹抗体が低く、ワクチンを打つことになりました。
2.内診 → 異常なし
3.超音波検査 → 多嚢胞性卵巣症候群傾向、チョコレート嚢胞がわかりました。
4.卵管通水検査 → 異常なし
5.ヒューナー検査 → 異常なし
夫も血液検査、精液検査異常なしでした。
私が通っていたクリニックでは、データ上、タイミング療法3~6回→人工授精3~6回→体外受精、と3~6回ずつのステップアップが推奨されていました。
患者の意向、年齢、状況などにより医師と相談するような形でした。
しかし、そのタイミング療法を開始する前に、血液検査で風疹抗体数値が低いのでワクチンを接種することを医師から勧められました。そしてワクチン接種後は2ヶ月の避妊が必要との説明を受けました。

2ヶ月.....!?
ようやくタイミング療法から始められるとワクワクして受診しにきたのに、さらに2ヶ月待つのはとても長すぎました。次の受診は2ヶ月以降に来た生理5日目以内となりました。
なぜ風疹ワクチンの接種が必要?
風疹とは
風疹ウイルスに感染しておこる感染症のことです。感染経路は、接触感染、飛沫感染です。感染から14~21日の潜伏期間のあと、発熱、発疹、リンパ節腫脹が見られます。発疹出現の約1週間程度または解熱するとウイルス量は激減し感染力は消失します。
妊婦と風疹について
免疫力が特に低下している妊娠20週までの初期の妊婦は、風疹の感染に注意が必要です。感染した場合、胎内感染によって先天性風疹症候群を赤ちゃんが発症してしまう可能性があるからです。先天性風疹症候群を赤ちゃんが発症すると、白内障、先天性心疾患、難聴が代表的な症状で、これらを持って生まれてきます。他にも緑内障や網膜症、小頭症、精神発達遅延など特徴があります。
妊娠1か月で風疹に感染した場合、赤ちゃんが先天性風疹症候群になる可能性は50%以上、以降での感染は徐々に感染率は下がっていきます。
風疹ワクチンについて
風疹ワクチンは生ワクチンです。生きたウイルスを症状が出ないよう極力まで抑え、胎内で免疫が作れるぎりぎりまで弱めたワクチンです。そのためワクチン接種後は、ウイルスの力は弱いですが、感染したときと同じ状況となってしまうため、妊娠していた場合は胎内感染の可能性がゼロではないとのことで、2ヶ月の避妊が必要と説明されるのです。
避妊についてはとても理解できる内容だったのですが、2ヶ月はとても長すぎると思いました。
妊娠に向けての行動ができない2か月間、仕事に集中していましたがやはり長くて、はやく時間がすぎないかと待っていました。
少し長くなりそうなので①、②と分けて投稿します。
東京都出産応援事業「赤ちゃんファースト」で選んだもの4選!
私が住んでいる東京都では、出産・子育て応援事業「赤ちゃんファースト」と呼ばれる「応援ギフト」があります。交換できる商品がとても多く、どれにしようか悩んでしまいますよね~!そんな方にぜひ読んでほしいです!

目次
出産・子育て応援事業「赤ちゃんファースト」とは?
以下東京都福祉局記事から抜粋
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出産・子育て応援事業「赤ちゃんファースト」とは?
「子どもを産み育てる過程を応援・後押しするために、妊娠届届出や出生届出を行った妊産婦等に対し、育児用品や子育て支援サービス等を提供します。」
①妊娠時 対象となる妊婦一人当たり5万円相当
②出産後 対象となる児童一人当たり10万円相当
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「出産応援ギフト」「子育て応援ギフト」としてそれぞれ、50000ポイント、100000ポイントがもらえます。1ポイント1円で「赤ちゃんファースト」ログインページ内の商品と交換できます。これはとても嬉しいですよね!
利用の流れ
※区によって異なる場合があります。
⑴妊娠届/出生届を自治体の窓口へ提出
⑵保健師等の面接や家庭訪問を受け、ギフト申請書を提出
妊娠届を提出した後、保健師と面接を行います。面接を受けると後日(約1週間後くらいでした)申請書類が自宅に届きます。申請方法は、1.オンライン申請、2.郵送による申請、のどちらかでした。
⑶自治体から専用ウェブサイトへアクセスできるカードが届く
区で申請内容の審査を行い、約1~2か月後にギフトカードが届きます。
⑷専用ウェブサイトへログイン
届いたギフトカード裏面にQRコード、そしてIDとPWが記載されています。初回はそちらを入力しログイン、2回目以降はIDとPWが変更できます。上記のサイトからでもログインできます。
⑸商品の選択・申し込み
⑹商品が届く
商品の数が多いのでどれを選ぶか本当に迷いました!
私が「赤ちゃんファースト」で選んだもの
妊娠時のギフトである「出産応援ギフト」、計50000ポイントで4つの商品と交換しました!
①エルゴベビーOMNI Breeze/パールグレー30000ポイント
こちらは事前にリサーチし、お腹が大きくなる前に夫とお店で試着して決めていたものです。数ある中からこちらを選んだ理由は、
・新生児から使用可能
・腰にあたる部分が幅広く力が分散され腰への負担が軽減されること→これが決め手でした!
・4種類の抱っこ方法(対面抱き、前向き抱き、腰抱き、おんぶ)が可能であること
デメリットは、
・しっかりした生地で作りもしっかりし安定しているが、抱っこ紐自体が重い
・赤ちゃんを抱っこした後の背面のバックル留めがしにくい
などみなさん挙げられていました。使用してみてどうだったかまたレビューします!
②リッチェル&TMOC ベビーバス&ウォッシュタオル/ウォッシュタオル/オフホワイト5000ポイント
ベビーバスを買うなら空気を入れるタイプが良いと考えていたのでこちらを選びました!リッチェルのベビーバスと、おまけで正方形の白いふわふわタオルが1枚付いてきました。
・使用しなくなったら空気を抜いて畳んで収納できる
・空気なので赤ちゃんにぶつかっても痛くないし怪我がない
・股の間に支えがあるので赤ちゃんが沈まない
デメリットは、
・ベビーバスのしわの間の水分がしっかりと乾ききらずに、アカやカビがはえる可能性がある→使用後はよく洗いよく乾燥させる
・時間が経てば劣化し穴が開いて空気が漏れる可能性があり買い換える必要がある。
などでした。
③アラウベビー スキンケアセット10000ポイント
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アラウベビー 泡全身ソープ 本体(450ml*2個セット)【アラウベビー】
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アラウベビー 泡全身ソープ 詰替(800ml*3本セット)【アラウベビー】
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アラウベビー ミルキーローション(300ml*3個セット)【アラウベビー】
正直石鹸系は使用してみないとわからない部分がありましたが、とりあえず最初は安くてよく知られているものがいいのかなと思いこちらにしました。スキンケアセットで、
アラウベビー全身泡ソープボトル450mⅬ1本
アラウベビー全身泡ソープ詰替え用800mⅬ6本
アラウベビーミルキーローション300mⅬ1本
のセットでした。まずは使用してみて体に合わなければいろいろ試してみたいと思ってます!
④東京都子育て支援専用QUOカード Pay(5000円分)5000ポイント
最後は5000ポイント余っており、ほかに気になる商品もなかったのでこちらのQUOカードにしました。
50000ポイントの場合、上限10000ポイントと交換可能
100000ポイントの場合、上限20000ポイントと交換可能
発行日より3年間が有効期限です。
アカチャンホンポや西松屋、指定されたドラッグストア、スーパー、ホームセンター、家電量販店、本屋で使用可能です。
商品が多すぎるのでどれを選ぶか困ったらこちらの金券と交換すると、使えるお店が多く幅も広がるのでとても便利かなと思います。
まとめ
商品は申し込みをしてから約1週間で届きました!金券は個別に発送されるそうで、商品とは別に、商品が届く1、2日前に届きました。
まだ使用前なのでどの商品がよかったかはわかりませんが、いただいた50000ポイントは有効活用できたのではないかなと思います。出産時のギフトではベビーカーなど大型のベビー用品を選ぼうと思っています。
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下剤の種類について
最近は寒暖差が激しくて体が追いつきませんよね。みなさん体調お気を付けください!
今回は下剤について、投稿します!

理由としては、
①全身麻酔使用、術中操作、術後の安静、治療のため食事を摂取しないことなどにより腸管の動きが悪くなり、術後イレウスとなる可能性があるためです。
②便秘になった際、排便による血圧変動が起こる可能性があるためです。排便時の怒責による一時的な高血圧によりさらなる瘤拡大や破裂、血管解離が悪化する可能性があります。または、排便後腹腔内圧が一気に下がることで起こる一時的な低血圧により失神を起こし転倒してしまう可能性があります。
術後のこういったリスクを起こさないためにも排便コントロールは非常に重要です。
看護師が積極的に声掛け、介入し予防していきます。
目次
看護師の介入

①早期離床、運動、リハビリ
なんといっても回復を早める、早期の離床がとても大切です。自然の力を使って体を動かすことで腸管も少しずつ目覚めていきます。術後回復、排便コントロールのためにも運動が大切であることを患者さん自身にも理解してもらう必要があります。前向きな気持ちになれるよう、ポジティブフィードバックを行い、精神的サポートも行います。
②食事、水分
食事や水分が取れるようになってきたら、しっかりと摂取し腸管を刺激することで排便のリズムを作ることができます。
③下剤の使用
術後の痛みによって、①や②ができないことがどうしてもあります。そういう時はお薬の力を借りることもとても大切です。
便秘の種類
便秘とは・・・排便回数の減少、排便の困難さ、硬便、不完全な排便の感覚などを呈する症状のことです。一般的に、排便回数が1週間に3回未満と定義されることが多いです。

【機能性便秘】
①食事性便秘
食物繊維の少ない偏った食事が原因で起こる便秘です。
②直腸性(習慣性)便秘
習慣的に便意を抑えたり、下剤や浣腸を乱用することで排便反射が減弱してしまうことで起こる便秘です。介助が必要な高齢者や寝たきりの方がなりやすいと考えられています。
③弛緩性便秘
体質や栄養不足などが原因で大腸の運動や緊張が低下することで便の通過が遅延し、水分が吸収されることで硬便となり、便秘になります。高齢者や寝たきりの方がなりやすいです。
④痙攣性便秘
ストレスや下剤の連用などが原因で、副交感神経の過緊張が起こり、腸管が痙攣性に収縮することで便の移送が妨げられ便秘となります。
【器質性便秘】
腸管の腫瘍や癒着、炎症、潰瘍もしくは、腸管以外の他疾患が原因で通過障害が起こり便が移動できなくなることで起こる便秘です。
ここで、本題の下剤の種類についてです。
医師は患者さんの状況によって、合うお薬を処方していると思うので、その部分を理解しておくとお薬の効果を十分に発揮することができます。

下剤の種類
①機械的下剤
【便の容量を増加させ柔らかくし、排泄しやすくします。】
1.塩類下剤
腸管内に水分を移行させ柔らかくし、その刺激で排泄を促します。大量の水分とともに服用します。習慣性が少ないです。
※体の中にほとんど吸収されないですが、わずかに吸収された分は腎臓で排泄されます。腎機能低下や障害がある患者さんは注意が必要です。
2.膨張性下剤
便を膨張させ、かさを増し排泄を促します。腸蠕動運動を促進させます。習慣性はないです。
※胃でも膨れるので、もたれ感があります。腸に狭窄やポリープ等がある患者さんは、腸閉塞リスクがあるため注意が必要です。
〇カルメロースナトリウム、寒天など
3.糖類下剤
大腸での浸透圧作用により便を柔らかくして排泄を促します。また、腸内での分解により発生した有機酸が腸蠕動を亢進させて排便を促します。マグネシウム等を含んでいないため安全性は高く、高齢者や腎疾患のある方、子どもにも使用されます。
〇D-ソルビトール(X線造影剤使用後の便秘予防に用いられます。)
4.浸潤性下剤
界面活性作用により便の表面張力を低下させ、便の中に水分を浸潤させて柔らかくします。
※作用が弱いので膨張性や刺激性の下剤と一緒に配合されることが多いです。
〇ジオクチルソジウムスルホサクシネート(ビーマス)
②刺激性下剤

【腸の神経を刺激して、腸蠕動を亢進させます。】
1.小腸刺激性下剤
小腸を刺激し腸蠕動を活発にして排便を促します。
〇ヒマシ油
2.大腸刺激性下剤
アントラキノン系誘導体:薬剤が小腸より吸収されて直接大腸粘膜を刺激します。妊婦が使用すると子宮収縮を誘発し、流早産の可能性があります。
〇センナ、アローゼン、センノシド(プルゼニド)、ダイオウなど
ジフェノール誘導体:大腸粘膜を刺激します。習慣性がなく幼小児、高齢者、妊婦に使用しやすいです。
※長期連用すると体が慣れてしまい効きにくくなってしまうことがあります。下剤の量が増えすぎると腸に炎症を起こすことがあります。
〇ピコスルファートNa(ラキソベロン)、ビオフェルミン便秘薬など
3.座薬、浣腸
〇レシカルボン座薬:腸内で炭酸ガスを発生し蠕動運動を亢進することにより排便を促進します。
〇テレミンソフト座薬:結腸・直腸の粘膜に作用し蠕動運動を促進します。
〇グリセリン浣腸:直接、肛門・直腸の粘膜を刺激して排便を促します。
③その他
1.腸液分泌増加
腸管内への腸液の分泌を増加させ便を柔らかくし排便を促します。
〇アミティーザ
2.漢方
血流をよくして腹部を温めることで、胃腸の働きを整え張りや腹痛を改善します。
〇大建中湯など
【看護】

下剤の種類によって効果時間が異なります。小腸で作用するのか、座薬や浣腸のように直腸で作用するのか異なるためです。前者は7~8時間程度、後者は30分~長くても3時間程度です。また、便性状も変わっていきます。腸管で水分を移行させるタイプの下剤は、緩い便もしくは下痢となることが多いです。逆に座薬や浣腸は硬便であることが多いです。トイレ動作に介助が必要な方、時間を要する方の場合、トイレに間に合わなくて汚してしまうことを気にされる患者さんもいらっしゃいました。その場合は、内服する頻度を減らしたり(医師からの頓用自己調節可能との指示がある場合)、トイレ移動に確保できる時間帯に薬の効果が発揮できるよう(例えば、夜中に効くのではなく日中に効くようにしてました。)逆算して薬を内服したりしていました。
患者さんの排便状態をアセスメントするためには、術前の排便状況を把握した上でアセスメントすることが大切です。元々毎日排便がある人なのか、2、3日に1回なのか1週間に1回なのか、術前から下剤を使わないと便が出ないのか...などです。
なぜ便秘が起きているのか、便秘の種類はどれに当てはまるのか、術後が影響しているのかなど原因を考え、まずは食事や運動から取り入れてみます。それでも改善せず、患者さんの苦痛が伴う場合には医師に相談して下剤の使用を検討し、使用することも大切なことです。
また、術後イレウスを予防するために下剤を使用する場合もあります。例えば腹部大動脈人工血管置換術をした場合など、術後はイレウスになる可能性が高い手術には腸蠕動をよくする目的で排便の有無にかかわらず、数日続けて座薬や下剤を使用することがあります。(医師の方針にもよります)
まとめ
どのような目的で下剤を使用するのか、どの薬を使用するのかを理解していると患者さんに説明ができますし、患者さんの協力も得られます。自分の身体を自己管理するという目的としても、自ら行動できるように看護師が知識を共有することもとても大切になっていきます。



